2011年5月22日日曜日

早見優



今もテレビに出ている優ちゃんだが、最初に見たのは歌手デビュー前にでていたペンタックスMGのこのコマーシャルだったように思う。
ユーミンの”あの日にかえりたい”をバックに、ライバルに負けた悔しさか競泳水着で放心する優ちゃん。傍らからタオルをかけられるシーンをボーイフレンドが撮影しているという設定だ。
ライバルに負けたフラッシュバックのレースシーンの映像が被り、よくある青春の一コマを感じさせる。
コマーシャルとしては、つくりこんだこうした演出にも関わらず、出ていた早見優は普通の高校生のようで彼女の初々しい姿に惹かれたものである。
その後、歌手デビューを果たし、このコークのCMをはじめ、彼女はたちまちスリムで水着のよく似合う人気アイドルになっていった。
グアムやハワイで育ったという生活環境からか、本人自身は胸の小さなことに体形的な劣等感を抱いていたようだが、まだグラビア・アイドルや巨乳アイドルというジャンルのなかった当時、日本では小さな胸のアイドルが好まれた時代だったといえるだろう。
顔はまったく日本人にも関わらず流暢な英語を話せるということで、アイドル歌手としてとともに、バイリンギャルとして良く英語の番組にも登場していた。
ペンタックスMGのCMの中では”君が大人になるころ、ボクはプロになっているかも知れない。”とのコピーメッセージが流されていたが、早見優が大人になっても彼はプロのカメラマンになれなかったのか、このCMから14年後の1996年に外資系銀行員と結婚している。
ペンタックスMGには同じユーミンのBGMでもこんなバージョンのCMもあったらしいが、当時としては、あまり見た記憶がない。 
 

 
 
 

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