ようこそ、ここへ、クッククック、私の青い鳥♪
花の中3トリオの一人だった桜田淳子は、やっぱし早苗だべさと、イセキ農機のCMでは訛りを披露する米どころ秋田生まれの色白美人だったが、芸能界の中では、やや線の細さも感じられる普通の女の子だったような気がする。
トリオには、歌唱力で群を抜く森昌子や、色っぽい眼差で大人びた歌詞を堂々と歌い、時代に残る歌手にまで上りつめた山口百恵がいたことで、彼女の存在はどうしても3人の中で控えめに映って行ったのではないだろうか。
次第に普通の女の子だったデビュー当時のさわやかな笑顔にも、そうした焦りが影響したのか力が入って行ったように思える。
本来、勝気な彼女にとって同期との競争心は、心身を疲弊させ、やがて統一教会への入信、さらに合同結婚式や統一教会の一連の騒動を機に彼女は一般的アイドルからは距離を隔てた存在になっていったのではないかと思われる。
グラビアで見た彼女のビキニ姿はスレンダーで、ふくよかな昭和的アイドルというよりも平成でも通用するモダンプロポーションであった。
「この花は私です、やっときれいに咲いたのです」という台詞で知られる”花物語”をはじめ、ならべてみるとヒット曲も多い。最初に書いたクッククックの”私の青い鳥”がデビュー曲ではなく、”天使も夢見る”であった。デビューしたころは帽子をトレードマークにしていたように記憶している。
その後も”天使の初恋”など天使シリーズもあったが個人的には”十七の夏”、”はじめての出来事”等が思い出に残っている。個人的に「特別に愛してよ~♪」と願う多感な青春時代であったからであろうが・・・
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