2011年4月24日日曜日

ギンダマ鉄砲





DSもPSPもない時代、子供達の遊びはほとんどが広場や公園を遊び場に行われた三角ベースやどろじゅんといった体を使った遊びだった。
その中でも高度な工業製品???を用いた遊びといえばこの銀球鉄砲とか2B弾くらいであったろうか。
今でこそ銀色の弾丸などと言えば写真からパチンコ玉の小さいもののような金属球を想像するであろうが、その名前の由来となった銀色の玉は、金属ではなかった。
時々割れた弾の中身を見るとボロボロと崩れる土のようなものを固めてつくったものであることを示していた。銀色の表面は染めたものだったのだ。
そのときは、誰が設計したとも、どこ製だとも考えたことはなかったが、どうやらサイトを探していたらこの会社が作っていたもので、今も復刻版が出ているらしい。
ここのサイトには歴代の商品も掲載されていて、これによれば筆者が最初に手にした銀球鉄砲はこのSAP50セキデンオートマチックだったようだ。
弾丸を球形にしたことで重力式供給による連発式を可能にした・・・というのは、まさに当時としては画期的で卓越した設計であったが、弾丸の発射は本来の銃口からではなく、引き金と遊庭部分の間にあるパイプからであることが、少年にとっても、ちょっと不満だったことを覚えている。

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