フェリーポルシェがビートルをつくり、一時期、世界のあちこちに生存していたカブトムシ型のくるま達。
この甲殻類の車として日本にも登場したのがスバル360であった。
作ったのは、戦争中に隼や疾風といった名戦闘機を作った中島飛行機の血を受け継いだ富士重工の航空技術者であった。
二次曲面で構成される滑らかなボディは今、見ても女性的で色っぽい。
本家VWビートルよりも、大分小ぶりであることから、てんとう虫と呼ばれ、愛されたスバル360は富士重工のつくったフォルクスワーゲン、まさに国民的大衆車であった。
昭和の時代。 舗装していなかった道路に雨が降れば水たまりが出来て、泥だらけ。 貧しかったなりに、将来はもっとよくなるとの希望のあった時代。 今、思うと楽しかったような気もする古きよき昭和の時代を思い出し、明日の社会に求めるものは何なのかを見つめてみたい。
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