いすずという会社はダンプやエルフなどのディーゼルエンジンを得意としたトラック専門のメーカーにも思えるのだが、かつて乗用車も作っていた。最終生産の乗用車であるFFジェミニなどは1987年までだからほとんど昭和の終わりごろまでは生産していた。
そして本来のトラックを作る実用的な設計哲学は、乗用車においても独特なクルマづくりを行っていた。
商売もなんかちょっと変な会社という印象で売れなかったベレルの焼き直しかというフローリアンをジウジャーロデザインの117クーペと一緒に発表し、117のセダン版みたいな位置づけだったような記憶がある。
本当に必要な車を考えたらこうなったという技術者の真摯な姿勢は高く買うのだが、117クーペに羨望のまなざしを向けても、家は家族4人だからフローリアンを買うなどという家庭はおそらくなかったはずである。
そしてベレットもまた他に似た車を探しても見当たらない独特なスタイルをしていた。
どこかずんぐりむっくりでグラマンや雷電の雰囲気をもっていた。
そして写真のベレットGTは4ドアセダンをベースに2ドア仕様のスポーツタイプに仕上げたものだと思うのだが、当時、運転免許もなかった自分にとっては、見てあこがれるだけの存在だった。
スタイルだけではなく横置きのリーフスプリングを使うなど、おそらく走りも独特だったはずなのだが運転できる年頃には、すでにベレットGTは世の中でも希少車になっていた。
このボンネットを黒に染めた塗装も当時、レースカーなどで太陽反射による防幻対策としてよく使われており、カッコ良かったのである。スカGは知ってても、ベレGは、もはやあまり知る人の少ないマニアックなクルマだと思う。
商売もなんかちょっと変な会社という印象で売れなかったベレルの焼き直しかというフローリアンをジウジャーロデザインの117クーペと一緒に発表し、117のセダン版みたいな位置づけだったような記憶がある。
本当に必要な車を考えたらこうなったという技術者の真摯な姿勢は高く買うのだが、117クーペに羨望のまなざしを向けても、家は家族4人だからフローリアンを買うなどという家庭はおそらくなかったはずである。
そしてベレットもまた他に似た車を探しても見当たらない独特なスタイルをしていた。
どこかずんぐりむっくりでグラマンや雷電の雰囲気をもっていた。
そして写真のベレットGTは4ドアセダンをベースに2ドア仕様のスポーツタイプに仕上げたものだと思うのだが、当時、運転免許もなかった自分にとっては、見てあこがれるだけの存在だった。
スタイルだけではなく横置きのリーフスプリングを使うなど、おそらく走りも独特だったはずなのだが運転できる年頃には、すでにベレットGTは世の中でも希少車になっていた。
このボンネットを黒に染めた塗装も当時、レースカーなどで太陽反射による防幻対策としてよく使われており、カッコ良かったのである。スカGは知ってても、ベレGは、もはやあまり知る人の少ないマニアックなクルマだと思う。
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